建設ニュース

建設資材不足

東日本大震災からの復旧・復興の影響で、宮城県内ではコンクリートなどの「建設資材不足」が問題となっている。仙台市で15日、関係団体が今後の需給見通しや対策について話し合う会合が開かれた。

建設資材対策連絡会の今年度3回目の会合には、業界団体に加え、発注者となる国や県など計20の機関・団体が出席した。会合では、石巻市などを含む東部、気仙沼、仙台の3地区でのこれまでの生コンクリートの出荷実績について、混合する砂などの資材不足が原因で、供給可能な最大量に対して、6割から8割にとどまることが報告された。

また、気仙沼地区では、15年度まで、慢性的な生コンクリートの供給不足が続くことなどといった見通しが示された。このため、15日の会合では、従来の供給の拡大策に加え、「需要の抑制」についても努力することを確認した。

この記事からでもわかる通り、現在、建築資材が本当に足りないのである。今回の内容だとコンクリートが足りないようなのだが、それ以外にも敷鉄板やH鋼、レール、篭など様々な資材が東北地方へ流れている為、弊社がいつも仕入れている問屋ですら在庫が全くない状況らしいのだ。

 

国も復興の為、東北地方へ建設作業員などを派遣させる動きを出したりと早期復興を目指している。

 

もちろん東北地方への人々が、再び自分の住んでいた土地で早く通常通りの生活が送れるようになってほしいが、この影響でそれ以外の地域も資材不足が出てしまったりと悪循環になってしまっているのは否めない。

 

鉄などを含む建築資材を作る原料を大量の確保で、大量生産へと動いていければと思う。

http://www.ytv.co.jp/press/society/TI20090278.html