建設ニュース

タワークレーン折れる

倒壊したタワークレーン

 

ニューヨークで巨大なハリケーン「サンディ」の接近で2012年10月29日、暴風雨が激しさを増した。

 

この数日に観光に訪れる予定だった観光客は突然の自然の猛威に肩をがっくり落とした。すでに休暇を取っている人にとっては今更休暇を取り消しにする事はできないので各国内で過ごすと言う。

 

セントラルパークに近いマンハッタンの中心部では風の勢いが増した14時半ごろ、90階建ての高級アパートを建設中、アパート上部にあるタワークレーンの一部が倒壊する事故が発生した。またクレーンの一部も折れ曲がった状態になり、危険な状態となっている。 この事故の影響で近隣に住人は避難勧告が出た。 復旧の目処にしてはまだ未定だという。 それにしてもハリケーンが残した爪痕は地下鉄や公共道路のトンネルに浸水し、水の吐き出し作業に4日もの期間が掛かったりとビジネス街を混乱させている。 あのウォール街では平日なのにも関わらず人の姿はほとんどなく、証券取引所の周辺には浸水対策の土嚢が積まれた。 他にもニューヨーク大学病院の予備電源が落ちたそうで、医療にも混乱が生じている。

 

それにしても上記にあるタワークレーンの倒壊状態がひどいですね。本来のタワークレーンは下記の通りで皆さんもよく見かけると思います。

通常のタワークレーン