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岩手県が復興事業で任期付き職員募集

岩手県は8月7日、東日本大震災の復興事業に必要な人材を確保するため、任期付き職員約150人の募集を始める。約100人を採用した昨年度に続き2回目の募集で、新たに市町村派遣枠を設けた。

採用は用地取得や許認可を担う一般事務が57人、災害復旧工事の設計や積算を担当する総合土木が86人、建築が4人。このうち計77人は、人材不足が目立つ7市町村に派遣し、現地の復興を急ぐ。

去年の大震災からの被害は現在もまだ復旧の目処が立っていない所が数多く存在している。

任期はいずれも来年4月1日から3年間で、最大5年間まで延長できる。条件は事務が採用時に18歳以上の人で、土木や建築は一定の資格や実務経験が必要となる。

よってボランティアなどの募集ではない。

今回は初めて説明会を開き、8月18日に東京、8月19日に盛岡市でそれぞれ実施。県内では専門知識のある人材が限られているため、首都圏を含め全国に応募を呼び掛ける。

申し込みは9月7日まで。連絡先は県人事委員会事務局019(629)6241。