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超高強度コンクリを都内ビル建設で適用

大成建設は1平方センチメートル当たり3トンの重さに耐える性能がある超高強度コンクリートを実用化した。旧日立製作所本社ビル跡地に整備する超高層ビル「御茶ノ水ソラシティ」(東京・千代田)の工事現場で初めて新技術を適用した。ビルの玄関口となる「タウンゲートプラザ」と呼ぶ広場の人工地盤を支える円柱に新型コンクリートを使った。

御茶ノ水ソラシティ大成建設、ヒューリックなど5社が事業主体。実用化の第1号は自社開発の物件となったが、この実績を踏まえて、顧客の不動産開発会社にも新技術の採用を働きかける方針だ。