建設ニュース

トラックなどの運送業に消極的な女性雇用

敷鉄板で考える人

 

現在、トラックやダンプなどの運送業では、男女従業員の割合が男性従業員が10割である。つまり女性従業員は、1割にも満たない会社がほとんである。

 

ちなみに男性のみ募集は、男女雇用機会均等法により違反になります。現在、ダンダリンという労働基準監督署を舞台にしたドラマが放映されて、同内容についても触れられていました。

 

少し逸れてしまいましたが理由としては、運送業の事業者として女性雇用は消極的なのです。

 

 

  • 育児休業
  • 体力面

 

 

万が一、育児休業を申請された場合、強制的に休業させなければいけない。かといって、運送業は人材もカツカツで余裕を持って人材を採用している企業なんてない。

体力面にしても、男性の方が力があるので体力仕事を積極的に依頼しにくいなどの理由が挙げられます。 男女平等とは言われているが実質的には難しい点が幾つか存在しているのである。

 

このような問題には国側が育児休業する女性従業員が出た場合には、その分の人材を用意するなどの対応をしなければこの問題は解決しないだろう。 また運送業は人材募集をしても人気職種に入らない為か応募がほとんどないのである。

 

理由としては下記が挙げられる。

 

 

  • 朝が早く、帰りも日によってバラバラ。
  • 現場での作業は少なからず危険が存在する。
  • 荷積みなどの体力仕事もある。
  • 給料が少ない。

 

 

こういった理由で、応募があるのは40代~60代の男性でなかなか仕事が見つからない事や前職を定年退職したが収入がない為などの理由で入社を希望する人がほとんどである。

 

問題点は山ほどあるのである。