建設用語集

グラブバケット

グラブバケットは、移動式クレーンのフックブロックに換えて、ばら物(穀物や土砂や鉱石など)の荷を自力でつかむ装置で、グラブバケットのヘッドに連結された主巻ワイヤーロープ(支持ロープ1本掛け)で昇降し、メーンシャフト上の滑車(シーブ)とヘッド下の滑車間を段掛けされた補巻ワイヤーロープ(開閉ロープ)の巻取り、巻き戻しによってグラブバケットの開閉が行われる。このような開閉方式を複索式二線型といい、クローラクレーン、トラッククレーンなどはこのタイプである。この場合、同じ方向のよりのワイヤーロープを支持用と開閉用に使用すると支持ロープと開閉ロープがからみ合うことがあるので、片側のワイヤーロープ(開閉ロープ)をSよりにすることもある。またグラブバケットなどをつって旋回、ジブ起伏を行うとグラブバケットなどが振れたり回転したりするので、これを制御するためグラブバケットなどをワイヤーロープで軽く引っ張っておく装置をタグラインといい、複索式二線型グラブバケットにはタグライン装置を備えることが多い。タグライン装置は、その機構によってスプリング式または油圧式がある。グラブバケットの大きさは、バケットの容積(立方メートル)で表示されている。

グラブバケット