建設用語集

オールテレーンクレーン

オールテレーンクレーン

 

■特徴

  1. 走行とクレーン作業がそれぞれ別の運転席である。
  2. ほとんどが2軸(4輪)車であるのに対し、最大9軸(18輪)車まである。
  3. 高速道路を走行できて、最高速度は一般に時速60km/hから時速70km/h。
  4. 吊り上げ能力は100トンを超えるものも多い。
  5. オプションのジブを装着することで、吊り上げ高さは100メートルを超えるものもある。
  6. 不整地走行能力が高く、カニ走行が可能。

■運転に必要な運転免許・資格

  1. 移動式クレーン
  2. 大型自動車免許(走行のみ)

 

移動式クレーン免許を取得する為に必要な金額は、教習所で10~15万円。

大型自動車については、大体20万円で取得可能。

 

■注意事項

日本は道路交通法の為、多くの車両が上部旋回体(クレーンとクレーン運転席)を走行台車に載せたままでは制限重量を超えてしまう。よって作業現場までは上部旋回体およびカウンターウェイトを取り外し台車のみで移動し、現場に到着後、改めて別に輸送した上部旋回体とカウンターウェイトを組み付けてから操作する。