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トラック対象に初の合同取り締まり

埼玉県内の児玉、本庄、寄居の三警察署は、管内を通行するトラックなどを対象に、はじめての合同交通取り締りを行った。  三署管内は、熊谷市や群馬県方面を発着するトラックが多く通行する。児玉署によると、管内の重傷以上の被害者が出た交通事故のうち、57%は管外から来た運転手が関わった。そのため「住民を対象にした安全教室だけでは、事故防止に限界がある」と判断し、三署合同での取り組みを計画した。

児玉署で開かれた出発式で、石上和徳署長は「同時に多くの場所で取り締まることで、運転手に緊張感を持ち続けてもらえるようにしたい」とあいさつ。県警交通機動隊の白バイと合わせ、約三十五人が各所に向かった。