建設用語集

山形鋼

山形鋼(やまがたこう)は、断面が『L』形に近い形鋼である。『L』の二辺の長さが等しいものを等辺山形鋼、等しくないものを不等辺山形鋼と呼ぶ。アングルとも呼ばれる。辺の長さが40ミリ以下の物は小型山形鋼と呼ばれることがある。

H形鋼の次に需要が多い。建設船舶機械などに使われる。 『L-50(A寸法)×50(B寸法)×6(t寸法)』(例)のように表記される。軽量形鋼として、軽山形鋼がある。

また『L』形の上端の部分に丸く厚みを持たせた球山形鋼(きゅうやまがたこう)がかつて船舶用に製造され、昭和初期には鉄道の台車用にも用いられていた。