建設用語集

アキュムレータ

アキュムレータの構造

 

アキュムレータは、シェル内をプラダにより二つの部屋(ガス室と油室)に分け、ガス室に窒素ガスを封入する事によって、窒素ガスの圧縮性で圧油を貯蔵する昨日を持っている。封入された圧油は必要に応じ、ガスの圧縮圧力により放出され、次のような働きをする。

  1. 油圧ポンプ停止時の油圧源
  2. 衝撃圧の吸収
  3. 圧油の脈動の減衰
  4. 圧油を貯蔵

ここで注意してほしいのは圧油を増圧する事はできない。

尚、アキュムレータの圧油の流入、流出の作動概要は下記の図の通りである。

アキュムレータの作動概要

アキュムレータが設置圧に達した時、油圧ポンプの圧油をそのまま油タンクに逃し、エンジンの負荷を軽減するため、アンロードが用いられる。

参考サイト
中村工機