建設ニュース

マンション建設現場に不発弾

埼玉県にある鳩ケ谷市は2010年3月15日、同市辻のマンション建設現場で米軍製の不発弾1発(重さ250キロ、長さ1・2メートル、直径36センチ)が発見された。昨年7月に撤去した3個目の不発弾から30メートル離れた場所。市は「不発弾はすべて撤去」と安全宣言していただけに、再び発見されたことを重大視。 「これまでの磁気探査の信頼性が揺らいだ」として、調査方法も含め対応策を検討する。

不発弾なだけにいつ爆発してもおかしくない状況なので、まだ撤去されていなかったようではいけない。

市によると、10日午後、建設業者が杭(くい)打ち作業中、長さ30センチの鉄片を発見。市は「不発弾の可能性がある」と作業の中止を求めた。し かし12日夕、重機で土砂を取り除く作業中、深さ3・5メートル付近から不発弾が出てきたといい、市は業者が作業を継続した経緯なども調査している。

現場は、約3400平方メートルに8階建て87戸が建設予定。2回にわたる磁気探査で3個の不発弾が発見され、陸上自衛隊が撤去している。