建設ニュース

廃棄品回収業者を装い電線など盗難し逮捕

廃品回収業者

 

相変わらず建設現場や資材置場での盗難が後を経ちません。

 

今回は廃棄品回収業者を装って東京都世田谷区奥沢の建設現場から銅線などの資材を繰り返し盗んだとして、職業不詳の小林英夫容疑者(69)が警視庁に逮捕されました。

 

廃棄品回収業者は非常に数多く存在しますが、皆さんのイメージは正直良いとは言えないでしょう。理由としては客に対してはお金を受け取って廃棄品を受け取り、処分に関しては人通りが少ない山や湖などに不法投棄して処理をする会社が非常に多いからです。これはテレビで数多く放映された背景でもあると思います。

 

もちろんしっかりとした手順を踏んでいる会社もありますが、やはり少なからず不法投棄をして回収した廃棄品をお金を掛けずに捨てるというやり方が多いです。

 

そして今回は必要としている建設資材を盗難です。上記の画像でもありますが、50キロの銅線でたった15,000円ぐらいしかならないのに捕まるリスクを抱えてまでやるくらい生活が辛いのでしょうか?

 

取り調べに対し、小林容疑者は容疑を認めているということですが、今年に入ってから世田谷区内では同様の事件が少なくとも7件も相次いでいており、警視庁は関連を捜査しています。