建設ニュース

フック異常で抜け落ち

関西電力施設建設ヘリコプター荷物250キロ落下
関西電力発注の送電設備工事にあたっていた請負い会社のヘリコプターが2010年12月17日、撤去した金具約250キロなどを、福井県おおい町の山中や海上に誤って落とした事故で、関西電力は11日、金具などをつるす際にワイヤーを掛けるフックに異常があり、揺れた際に抜け落ちた、と発表した。

実証テストで、荷物を吊り上げワイヤーをヘリ本体のフックに引っ掛けて空中輸送する際、揺れなどでワイヤーがねじれてフックのストッパーが外れたり、異物が挟まってストッパーが緩んだりする可能性があることが分かったという。